昨晩お会いしましょう

松任谷由実( Matsutoya Yumi ) 昨晩お会いしましょう歌詞
1.タワー・サイド・メモリー

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

霧雨に誘われてタワーサイドに出れば
最終モノレールが東の空を流れ
あの娘は今も忘れないの
初めてここでキスした日

Kobe girl 「いちばん素敵な
Kobe girl きみだけを見てた」
Kobe girl 彼のささやきを
全部くりかえす

甘くよりそう頃はよくここまでとばした
ポートピアも終わればただの夜に戻って
あの娘は急にはしゃぎ出すの
おしゃれしたのも悲しくって

Kobe girl あのときさらって
Kobe girl くれたらいいのに
Kobe girl ごめんねなんて
云って欲しくない
Kobe girl そばにいたいだけ
Kobe girl あのときさらって
Kobe girl くれたらいいのに
Kobe girl ごめんねなんて
云って欲しくない
Kobe girl あのときさらって
Kobe girl くれたらいいのに
Kobe girl 彼のささやきを
全部くりかえす
Kobe girl あのときさらって
Kobe girl くれたらいいのに
Kobe girl ごめんねなんて
云って欲しくない
Kobe girl あのときさらって


2.街角のペシミスト

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

8時のロッカー 袋をかかえ
彼女はみんなとスタジオで別れる
少し濃いめにメイクを直し
なぜか足がむくあのディスコ

午前1時 空は星も見えない
時は止まり このままがいい
不安な明日をダブルで飲み干す
みんな街角のペシミスト

名前も知らぬ誰かの部屋で
土曜の朝を迎えることもある
故郷の冬を歩きたくなる
けれど平凡だけはいやよ

どこへ行くのあなた 胸にくすぶる
夢の炎 他人(ひと)は消せない
不安な明日を笑いとばしても
みんな街角のペシミスト

アスファルトをひたす
あのネオンと影の渦は
変わらないけれど
娘たちはやがて
踊りすぎた金曜日を
卒業してゆく

どこへ行くのあなた 胸にくすぶる
夢の炎 他人(ひと)は消せない
不安な明日を笑いとばしても
みんな街角のペシミスト
午前1時空は星も見えない
時は止まりこのままがいい
どこへ行くの胸にくすぶる
夢の炎他人(ひと)は消せない
午前1時星も見えない
時は止まりこのままがいい
どこへ行くの胸にくすぶる
夢の炎他人(ひと)は消せない
午前1時星も見えない
時は止まり


3.ビュッフェにて

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

昔の友達と 今旅をしています
遠くを流れてゆく山の雪を見ながら

窓辺に運ばれた紅茶がゆれています
想い出たどるうちに冷たくなってしまった

もう少しで誕生日ね
たずねてゆけないけれど
城下町の消印でカード出すわ

あなたも今ごろは 淋しくくらしてると
どこかで信じている私の願い 許して

もうしばらく待ってみるわ
わがままなあなただから
どんな娘も手に負えずに
戻って来るの

昔の友達は 云わなくても知ってる
ビュッフェへ景色を見に
ひとり席を立ったわけ

あなたも今ごろは 淋しくくらしてると
どこかで信じている私の願い 許して
まだ愛してる


4.守ってあげたい

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

You don't have to worry, worry,
守ってあげたい
あなたを苦しめる全てのことから

初めて 言葉を交わした日の
その瞳を 忘れないで
いいかげんだった 私のこと
包むように 輝いてた

遠い夏 息をころし トンボを採った
もう一度あんな気持で
夢をつかまえてね
So, you don't have to worry, worry,
守ってあげたい
あなたを苦しめる全てのことから
'Cause I love you, 'Cause I love you.

このごろ沈んで 見えるけれど
こっちまで ブルーになる
会えないときにも あなたのこと
胸に抱いて 歩いている

日暮れまで土手にすわり レンゲを編んだ
もう一度 あんな気持で
夢を形にして
So, you don't have to worry, worry
守ってあげたい
他には何ひとつできなくてもいい
'Cause I love you, 'Cause I love you.

So, you don't have to worry worry,
守ってあげたい
あなたを苦しめる全てのことから
'Cause I love you, 守ってあげたい


5.カンナ8号線

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

チェックのシャツが風にふくらむ
うしろ姿を
波をバックに焼きつけたかった
まぶたの奥に
それははかない日光写真
せつないかげろう
胸のアルバム閉じる日が来るの
こわかったずっと

雲の影があなたを横切り…

※想い出にひかれて
ああ ここまで来たけれども
あのころの二人はもうどこにもいない※

カンナの花が燃えてゆれてた
中央分離帯
どこへ行こうか待ちどおしかった
日よう日
いつかさそって昔のように
笑いころげたい
うらまないのもかわいくないでしょう
だから気にせずに

ドアを開けて波をきこうよ…

(※くり返し)

想い出にひかれて
ああ ここまで来たけれども
あのころの二人はもうどこにもいない
想い出にひかれて
ああ ここまで来たけれども
あのころの二人はもうどこにもいない
想い出にひかれて
ああ ここまで来たけれども
あのころの二人はもうどこにもいない


6.手のひらの東京タワー

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

私のプレゼント
うけとってほしいの
そっと目をつむって
つれていってあげる

ガラスのエレベーター
二人を乗せてゆく
ドアが開くとそこは忘れてたパラダイス

テレスコープの底の夕映え
紫のスモッグ 遠いビル

私のプレゼント もう目をあけていいわ
ときめくパノラマの 東京タワー

愛したらなんでも手に入る気がする
今は世界中が箱庭みたい

行きたい場所を ほら指させる
ハイウェイも港も煌いて

本当は金色のエンピツ削りなの
手のひらに包んだ 東京タワー

子供じみていると 捨ててしまわないで
つぎはあなたの夢 私に下さい
私のプレゼント 東京タワー


7.グレイス・スリックの肖像

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

「私を忘れてから
もうどれくらいたちますか」
少し悲しげにつぶやく 写真のグレイス

彼女の長い髪と
激しい歌が好きでした
いつしか棚の片隅に眠ったアイドル

みんなここに来て
アンプに火を入れて
ひとりの心の扉 ノックして

あなたを忘れてから
いろんな人を傷つけて
それさえ忘れて私はすごしてしまった

みんなここに来て
哀しいプレイをして
さまよう渇いた日々をなぐさめて

みんなここに来て
過ぎた時を見せて
深まる夜の静寂へ つれてって


8.グループ

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

出席いたしますと 返事を出したわ
似合いのあのひとたち パーティーはもうすぐ
ああ本当のことを云えば 秘かなめあては
あなたもきっと来ると信じているから

過ぎ去った季節
あなたは陽気な学校一の遊び人
私とあなたと 彼女と彼とで
笑ったカフェテリア

たそがれがせまるころはシャンパンはじけて
あなたも二人のため グラスを空ける

いくつもの恋が生まれたり消えたり
あなたは仕事で遠くへ行った

たそがれせまるころはシャンパンはじけて
新郎 新婦はゆく 私達の前を

過ぎ去った季節
あなたは陽気な学校一の遊び人
私とあなたと 彼女と彼とで
笑ったカフェテリア

そっとかけよるか 姿をかくすか
それはそのとき決めること
すぐに見つけなきゃ
あなたが私に気づくよりはやく
そっとかけよるか 姿をかくすか
それはそのとき決めること
昔とおんなじ
まぶしいあなたが立っているかしら

過ぎ去った季節
あなたは陽気な学校一の遊び人
顔を合わせても戻ることのない
素敵なグループ


9.A HAPPY NEW YEAR

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

A Happy New Year!
大好きなあなたの部屋まで
凍る街路樹ぬけて急ぎましょう
今年も最初に会う人が
あなたであるように はやく はやく

A Happy New Year!
新しいキスを下さい
そして鐘の音 通りにあふれて
今年も沢山いいことが
あなたにあるように いつも いつも

A Happy New Year!
今日の日は ああどこから来るの
陽気な人ごみにまぎれて消えるの
こうしてもうひとつ年をとり
あなたを愛したい ずっと ずっと

今年も沢山いいことが
あなたにあるように いつも いつも